
第7回ハルモニアヨガ
音楽を聴くとき、私は目を閉じます。
目の前に演奏者がいるのに見ないなんてもったいない!と思われるかもしれませんが…
でも、目で見えるものはそれだけしか映しません。
目を閉じるとイマジネーションの翼が広がって、そこには色んなものが映し出されていきます。
繊細な音の響きに触れると、演奏家の心が見えるようで、その度に心がくすぐられてとても幸せ。
音楽を担当してくれるヴァイオリニストの田中郁也さんも、私はとても好きな演奏家です。
演奏を聞いて、ヴァイオリンがテノール歌手に感じたことがありました。
(これは目を閉じて聞いていたので、私の創造の産物です。)テノール歌手が朗々と、とても幸せそうに歌っていました。田中さんに弾いてもらっていることに楽器が喜んでいる気がしました。すごくびっくりして感動したことを覚えています。
音楽は喜びだし、心そのもの。
ハートを満たすエッセンスです。
ヨガの世界は水槽に絵の具を溶かし込むように、今では私に染み込んで一部のような感覚があります。ヨガを知って体を動かす以上に大切な学びを受け取っています。この世に映る様々なことは永遠ではなく移り変わるもの。喜びも悲しみも永遠ではない、一時の幻。私たちはそれを自分自身だと思うことがあります。
私たちは、目を閉じて音楽を見る世界のように自由な存在だし、永遠ではない。聴くたびに感じ方が変わるように、変化していきます。そのことを知ると、私たちは選択肢がたくさんあることに気づきます。もしかしたら戸惑うかもしれません。
変化する自分をハルモニアヨガで感じていただけたら、とても嬉しいです。年齢や性別に関係なく自分の可能性にワクワクしてもらえたら最高です。今回は椅子を使ったヨガもします。体が硬い方や腰や膝が痛い方でも安全に行っていけます。どうぞ、お越しください。お待ちしています。
[ Harmonia Yoga Vol.7 ]
2023年1月29日(日)
16:00-17:30
open 15:45
参加費 4400円(税込)
マットレンタル 無料
吉備路アリーナ
〒719-1132 岡山県総社市三輪1300
講師+演者紹介

Nahoko
子育てが落ち着いた時にヨガを始める。体がどんどん軽く健康になっていくのを実感し、もっとヨガのことを知りたいと思い、2016年にRYT200を取得。スポーツクラブなどで指導を始める。2019年にはシニアヨガ養成講座修了。
ヨガの魅力はたくさんありますが1つのポーズから今の自分を知ることができます。今の状態を受け入れ、葛藤や発見を繰り返しながら変化していく過程は楽しく有意義です。何歳になっても自分の美しい部分を感じられるのもヨガの醍醐味です。
2019年からクラシックとヨガのコラボレーションを企画し始めました。オーケストラの演奏を聴き心のブロックが解放される経験をしたからです。2020年からヴァイオリニストの田中郁也氏を迎えハルモニアヨガをプロデュースし活動しています。

田中郁也(Tanaka Fumiya)
広島音楽高等学校卒業。くらしき作陽大学音楽学部に特待生として入学。在学中プラハ交響楽団京都公演に出演。卒業後 、北イタリア音楽セミナー受講。ヴェルディ音楽院祝祭管弦楽団のメンバーとしてオペラ「椿姫」ミラノ公演に出演。フランスfugato academy festivalに参加。日本演奏連盟「新進演奏家育成プロジェクト」オーディションに合格し、広島交響楽団とスコットランド幻想曲を共演。
現在岡山フィルハーモニック管弦楽団アシスタントコンサートマスター。